2016-11-18 第192回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
新幹線の速達効果と本州—北海道間の物流機能をしっかり両立させるため、共用走行について抜本的な対策が私は必要だと思うんです。まず、時間帯区分走行案の早期の実現を求めます。
新幹線の速達効果と本州—北海道間の物流機能をしっかり両立させるため、共用走行について抜本的な対策が私は必要だと思うんです。まず、時間帯区分走行案の早期の実現を求めます。
平均しますと六十五キロが一般の貨物でございますが、それが八十五ないし九十五ということでございまして、これが進みますとヤードパスということ、並びにヤードの自動化によります一般貨物の手数が能率アップいたしますので、それによるところのスピードアップということで、貨物の速達効果というものが期待できる、かように考えております。
したがいまして、将来私どもはこれが高千穂と高森とを通じまして熊本と延岡が非常に近接する短絡線になりますので、将来は観光客を主とした旅客輸送の短絡速達効果をこの線に持たせたい、こういうふうに考えております。
また大阪市場向けのが、従来、線区が単線のゆえをもって非常に困難な線区でございました日豊線が三十七時間という長時間を要しておりましたのを、やはり市場への供給力を増大するという意味も含め、速達効果を兼ねましてそれを十六時間短縮いたしまして、現在は二十時間五十分で到達するという状況でございます。